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日進月歩の歯科医療。設備が新しくなり、歯科業界の流れが変わることはあっても、患者さまに寄り添う診療は変わりません。
開業当時と設備は変わりましたが、「患者さまに寄り添う」という気持ちはあの頃のままです。その患者さまにとって何が良いかを考え、できるだけご要望に添えるよう努めています。ご希望に添えない場合は、なぜできないのかを丁寧にご説明することも欠かしません。
治療中は、これから行う治療のご説明をしっかりと行います。診療の最後に次回の治療の内容をご説明することで、患者さまが納得して次回のご予約が取れるように心がけています。
勤務医時代からずっと八王子で診療
私は、ここ八王子市中野上町で勤務医時代から診療をしています。当院を開業したのは2002年ですが、その前からここで勤務医として勤めていたのです。八王子市の皆さまを診療させていただくのももう長いため、この地の人々とのコミュニケーションもすっかり日常となっています。今後も、八王子市の皆さまのお口の健康を支えていきたいと思っています。
患者さまが納得して治療を受け、次回も不安なくお越しいただけるように
歯科治療中、患者さまはご自分のお口の中を見ることはできません。そのため、何をされているか分からない状態では、不安になってしまうでしょう。
当院では患者さまが治療に対して不安な気持ちにならないよう、常に何の治療を行うのか事前にお話しした上で、診療を進めています。治療後にも、次回の治療の大まかな流れなどをご説明し、患者さまが納得して次の診療にお越しいただけるように心がけています。
変わらないことは患者さまに寄り添う診療
現在は虫歯・歯周病の治療を行うことよりも、それらを予防することの方が大切だということが徐々に浸透してきています。当院でも、かぶせ物治療後などには、「ここからがお口のケアのスタートです」と患者さまにお話ししています。良い状態を保つには、日々のケアと検診が必要なため、患者さまにはそれを続けてほしいと願っています。
日々進歩する歯科医療ですが、患者さまに寄り添うという診療方針は変わりません。寄り添うとは、患者さまのご要望を何でも聞くということではありません。患者さまのご要望を把握しつつ、リスクがあることやより良い提案があるときはそちらをご案内します。
例えば、保険の入れ歯に違和感をお持ちの方が、床の部分をどうしても削ってほしいと言っても、削れる量には限界があります。あまり削ってしまうと残っている歯に負担がかかったり、折れたりしてしまうためです。そういう場合は、削れない旨を丁寧にご説明します。もしそれでも削ってほしい場合は、その日は少しだけ削って、次回にまた削るなどの工夫をします。
患者さまのお気持ちを考えながら、歯科医師として考え得る診断に基づいて診療をしています。